「HR-6も延命!“廃盤キューボックス”のガリ対策と愛着の深まり」
- リン ワセ
- 8月5日
- 読了時間: 2分
前回は、Furman HDS-6(本体)のノイズ問題に取り組んだ様子をご紹介しましたが、
今回は子機(HR-6)のボリュームノブに発生した“ガリノイズ”の修復作業を行いました。
対象は「HEADPHONE REMOTE MIXING STATION(HR-6)」の一番右のPlayback用チャンネル。
キューミックスの中でもプレイヤーがよく使う部分で、ツマミを回すと「バリバリ」とノイズが発生していたため、KUREの接点復活スプレーを使用して慎重に内部メンテナンスを行いました。


🔧 実施内容:
・ノブをすべて外し、フロントパネルも分解
・ポット(可変抵抗器)の金属ケースの切り欠き部に極少量スプレー
・1プッシュ未満を心がけ、周囲をティッシュ等で保護
・スプレー後はノブを20〜30回、回して薬剤を馴染ませる


💡 修理後の所感:
ガリノイズは完全に消え、さらに驚いたのが、
音にわずかに艶が戻ったような質感の変化を感じました。
あくまで個人の印象ですが…
廃盤製品ながら、手を入れることで**“音が応えてくれる”**感覚があるのが
Furmanの機材の良さだと思います。
正直、ますます愛着が湧いてきました(笑)
High Wood Studioでは、レコーディング時にプレイヤーが演奏に集中できることを最も重視しています。
使い慣れた機材、分かりやすい操作性。
一人ひとりの“良い演奏”を、最高の形で残すための環境づくり――
それが、High Wood Studio のこだわりです。
ご予約・詳細はプロフィールリンクへ