「同じVT-737spでも、ここまで音が違う!?」25年の時が生んだ個性を、録音に活かす
- 髙森 克宏

- 7月8日
- 読了時間: 2分
更新日:7月16日
当スタジオでは、Avalon Designの名機「VT-737sp」を2台所有しています。
実はこの2台、同じモデルでありながら音がまったく違うのです。
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🎙️ 1台は、25年前に導入されたビンテージ個体(Serial No.23384)
• 高域の角がとれ、真空管ならではの柔らかい響き
• コンプレッサーのかかり方も自然で、包み込むような音像
• 特にジャズボーカルやアコースティックギター、ウィスパー系の声に絶妙な相性


🎙️ もう1台は、近年導入した現行モデル(Serial No.89532)
• クリアで立ち上がりが早く、輪郭がキリッと浮き立つ音質
• コンプレッサーも反応が鋭く、ポップスやナレーションに最適
• 声の存在感や、ミックス時の抜け感が圧倒的


🎧 つまり、“同じマイクプリでも、録る音に合わせて選べる”
HIGH WOOD STUDIOでは、録る声・録る楽器・仕上げたい音像に応じて、
どちらのVT-737spを使用するかを1トラックごとに選び分けています。
加えて、Rupert Neve Designsの5025など他の高品位プリアンプも導入済み。
**「この曲・この声には、この1台」**という、音に寄り添った選択ができる環境を整えています。
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🎵 ご依頼・ご相談受付中!
• ジャズボーカル、弾き語り、クラシック、ナレーション、CM録音 etc…
• ご希望の音の方向性・ジャンルをお知らせいただければ、最適な機材とセットアップで対応いたします。
• 録音後のミックス/マスタリングもご相談可能です。
📍大阪・関西圏で録音スタジオをお探しの方は、
HIGH WOOD STUDIOにぜひご相談ください。
▶ お問い合わせは[こちらから]https://www.highwood-studio.com/contact
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